調停委員は、どちらの味方でもありません。というのは、公正中立な立場ということでそうなのかもしれませんが、その意味をよく理解して、およそいかななる場合でも調停委員の独自の判断を示そうとしないタイプの調停委員もいます。
つまり、こちらの言い分(それが良かろうが悪かろうが、現実的であろうがなかろうが、常識的に通ろうが通るまいが)を相手方に伝え、それに対する相手方の反応をこちらへ伝え、それについてのさらなる反応をこちらに伝える、ということを延々と繰り返します。
相手方がおかしなことを言っていて、「それはおかしい!」と言っても、調停委員はスルーして、「まあ、じゃあ、相手に伝えましょうね。」と言って、ただ伝えるだけ。
結論が出るはずはありません。ただ疲弊します。
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