離婚調停の調停委員とは、何をしてくれるのか?とよく疑問に思われる方がいらっしゃいますが、それは、調停期日の一番最初の日に彼ら(彼女ら)から説明がなされます。
必ず言う台詞は、
1 我々は公正中立な立場です
2 調停は裁判の場と異なり、どちらかの言い分を正しいかを証拠で判断する場ではありません
3 我々の言うことはすべて、裁判官に報告され、裁判官と評議の上ことを進めます
4 我々には守秘義務があります
などなど。
それで、結論としては、調停委員において、夫と妻のどちらが悪い、という判断はしないということで、あっちの言い分を聞き、こっちの言い分を聞き、なんとか、双方で折り合えるポイントを探して、そこで調停をまとめる(まとめようとする)というのが、調停委員の仕事です。
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