おおよそ、虐待は「しつけ」の名のもとに行われます。
たしかに、しつけは必要です。
しかし、たばこの火を押し付けたり、
血が出たり、あざが残ったり、病院での治療が必要になるほど暴力をふるうような、
肉体的虐待がダメなのは当然として、
意味不明なキレ方をして子供を怒鳴り散らすというのも、
子供としても訳がわからず、ただ脅えるだけになってしまいます。
いずれにせよ、客観的にみて、
それはやり過ぎないしは不合理だろうと思えば、
まずは、虐待にあたる可能性が高いと考え、然るべきところにも相談することが必要です。
妻には何も被害がないが、子供への虐待が続いているという場合でも、
そんな婚姻生活は当然続けていけないですから、離婚理由になります。
こういう者に限って、普段は虐待しているくせに、
いざ、離婚となると親権を主張してきたりして、
さらに、離婚交渉・手続きは大変になるかもしれないですが、
子どものことを考えるなら頑張らないといけません。